手先が器用になってくると、手指を積極的に使う遊びを取り入れたくなりますよね。手指の発達を促す遊びの1つが、型はめパズルです。
手や指は第2の脳と言われており、手先を動かす遊びは乳幼児の脳の発達を促す効果があります。今回は、型はめパズルで遊べるようになる時期や効果を紹介します。遊ぶときのポイントやおすすめの素材も紹介していますので、1歳半〜2歳で型はめパズルができないと心配している方もぜひ参考にしてください。
型はめパズルはいつからできる?
型はめパズルの対象年齢は、種類によって1〜3歳までさまざまです。1歳半ごろになると、形の違いを認識できるようになり、ピースの形と合う穴にはめられるようになります。生後半年を目安に指先の感覚が徐々に発達するため、簡単な型はめパズルなら1歳前後からでも遊べるでしょう。
とはいえ、型はめパズルの遊び方はさまざまです。子どもが色や形に興味を持ち始めたタイミングで、ぜひ取り入れてあげましょう。1歳前後の頃は手で触ったり、口に入れたりして形の違いを認識していきます。
型はめパズルで遊ぶ効果
型はめパズルには、子どもの発達にうれしい効果がたくさんあります。期待できる効果をくわしくみていきましょう。
手先のトレーニング
さまざまな大きさ・形のピースを握ったりつまんだりするため、小さな子どもの手先のトレーニングにぴったりです。手や指先を使う細かい動作は、脳の発達効果も期待できます。
図形や色の理解
三角や円、四角といった基本形や星などの幾何学的なピースがあり、図形の学習に効果的です。また、多くの色が使われているため、色彩感覚が身につきます。
集中力の向上
ピースとホールの組み合わせをじっくりと考えながら遊ぶため、集中力が上がります。当てはまる穴やピースを探すうち、思考力や想像力も伸ばせるでしょう。
1歳半〜2歳で型はめパズルができないと心配?
パズルが上手にできなくても、心配しすぎないでくださいね。子どもの発達は個人差が大きいため、1歳半〜2歳で型はめパズルができなくても不思議ではありません。
うまくできなくても、失敗から思考力や諦めない心が身につきます。興味を妨げないよう、悔しい気持ちに共感してあげつつ、成長を見守ってあげたいですね。
興味がない様子なら、一旦やめてみるのもひとつの手です。遊びを思いっきり楽しむことが大切なため、興味が出てきたタイミングで遊ばせてあげると良いでしょう。
型はめパズルで遊ぶときのポイント
子どもが型はめパズルで遊ぶとき、保護者の方に気をつけていただきたいポイントを説明します。
親がお手本を見せる
慣れるまでは、お手本を見せて一緒に遊んであげましょう。1歳前後は手先の器用さが身に付く時期ですが、まだ上手にできない子も少なくありません。楽しさや成功の喜びを共有しつつ、達成感を積み重ねましょう。
少しずつレベルを上げる
型はめパズルを楽しめるようになったら、少しずつレベルアップしてみてください。難易度が上がってうまく遊べなくても、徐々に慣れていけば大丈夫です。逆に、現在のレベルが難しすぎる場合は、レベルを下げてあげましょう。
さまざまなタイプを取り入れる
発達に応じて、さまざまなタイプの型はめパズルを取り入れるとお子様も思う存分楽しめます。1歳前後の頃はボックスタイプの型はめパズルを、2〜3歳ごろになると動物や車など興味のある絵柄の型はめパズルを使ってみるのも良いでしょう。
パズルとしての遊び方にとらわれない
型はめパズルはピースを穴にはめることしかできないと思う方もいるかもしれませんが、規定の遊び方にとらわれる必要はありません。ブロックのように積んだり、並べて転がしたりする遊びにも使えます。赤ちゃんのうちは口に入れてしまうこともありますが、誤飲に注意すれば、それも学びになりますよ。
型はめパズルは木製がおすすめ
型はめパズルの素材にはプラスチックもありますが、お子様のおもちゃには木製をおすすめします。木のおもちゃには、五感をほどよく刺激する効果があります。
温かみのある触り心地や自然の香りは、木製でしか味わえません。ピースを穴に落としたときに鳴る音も、敏感な子どもの耳にやさしく響きます。
シンプルで想像力をかき立てるデザインが多く、遊び方は自由自在。自然素材で安全性の高い塗料が使われているパズルなら、小さな子どもにも安心ですね。
値段が高めな点がネックになりがちですが、木にしかないさまざまな効果が期待できますよ。
まとめ
型はめパズルは1〜3歳まで幅広く楽しめるおもちゃです。親子で一緒に楽しみつつ、少しずついろんな形のパズルにチャレンジしてください。
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